不思議 私は不思議でたまらない、 黒い雲からふる雨が、 銀にひかつてゐることが。 私は不思議でたまらない、 青い桑の葉食べてゐる、 蠶が白くなることが。 私は不思議でたまらない、 たれもいぢらぬ夕顔が、 ひとりでぱらりと開くのが。 私は不思議でたまらない、 誰にきいても笑つてて、 あたりまへだ、といふことが。
金子 みすゞ
同窓会で会った友達と交換した名刺を、今日改めて見ていました。
一人の名刺の裏をふと見ると、「指文字」が表になっています。
友達は、県の教職員で、現在 ろう学校 に勤務しています。
自分の知らなかった 世界が 目の前にぱっと開けたような気がして、感動しました。
この表をコピーして机の前に貼っておこうと思います。
神奈川のすてきな男性
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