生徒:「四六時中ってどういう意味」
わたし:「九九を知ってるよね」
「四六いくつかな」
生徒:「24」
わたし:「一日は24時間、つまり『四六時中』っていうのは、『一日中』ってことだね」
わたし:「コンサートとリサイタルって、何が違うか知ってる」
わたし:「コンサートは演奏を多い人数で、リサイタルは一人でおこなうものなんだよ」
わたし:「犬をおとなしくさせるにはどうしたらいいと思う」
わたし:「犬は高いところが苦手なので、高い台の上に乗せればいいんだよ」
わたし:「世界で一番小さな国、バチカン市国って日本の施設で言うと、どのくらいの大きさか分かるかな」わたし:「実は、駐車場などを含まない、ディズニーランドとほぼ同じ大きさなんだよ」
「もちろんディズニーシーも入らないよ」
案内の人:「東京電力の『でんこちゃん』には名字があるんですが、知ってますか」
案内の人:「『分電 でんこ』っていうんですよ」
わたし:「知らなかった」
http://www.tepco.co.jp/denkochan/kakei/kakeizu-j.html
生徒:「土用の丑の日だね」
「夕飯は、前のウナギ屋さんで食べるんだ」
わたし:「土用の丑の日にウナギを食べるという習慣はいつからか知ってるかな」
わたし:「江戸時代からなんだよ」
「売り上げ不振に悩んでいたウナギ屋さんが、平賀源内に相談したんだ」
わたし:「すると源内は、土用の丑の日に『う』の字で始まるものを食べると良いという言い伝えを利用して、土用の丑の日に『う』で始まるウナギを食べるよう宣伝したんだ」
わたし:「これが、今、広がっているんだね」
わたし:「かば焼きの串は、2種類あるんだよ」
わたし:「先がつまようじのようにとがっているもの、鉛筆のように円錐形になっているもの」
「つまようじのようにとがっているのは、手挿し用の串」
「先が鉛筆のようになっているのは、機械で挿すための串なんだよ」
わたし:「手で一本一本挿したのか、機械で次々と挿したのか、串の先を見るとわかるよ」
生徒:「冷蔵庫の無かった時代に、どうやって夏にかき氷を食べたんだろうね」
わたし:「氷室というのを利用したんだよ」
「部屋の中に、おがくずを敷き詰め、その上に氷を置くんだ」
わたし:「そして氷をおがくずで覆うんだよ」
「こういう風にすると、おがくずが氷の水分を吸い取り、氷が解けにくくなるんだ」
わたし:「こうやって、氷を夏まで保存したんだね」
生徒:「暑いね~」
「かき氷食べたい」
わたし:「かき氷は日本でいつごろから食べられていたか知ってる」
わたし:「清少納言の『枕草子』「あてなるもの」の段に、金属製の器に氷を刃物で削った削り氷(けずりひ)に蔓草の一種である甘葛(あまかづら・あまづら、蔦の樹液または甘茶蔓の茎の汁と思われる)をかけたとして「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」と記述されているから、平安時代にはかき氷を食べていたんだね」
生徒:「あっつ~い」
「かき氷食べよぅ」
わたし:「かき氷を食べると、頭が痛くなることがあるけど、どうしてだか知ってる」
わたし:「冷たいものを食べると、上あごの奥の『三叉(さんさ)神経』で感じ取るんだ」
「ところが脳はこの刺激を痛みと勘違いしてしまうんだ」
「それに、頭の前の方で起こった刺激ととらえてしまうんだ」
わたし:「だから、頭が痛くなるんだね」
わたし:「しかもこの頭痛には名前がつけられているんだ」
「アイスクリーム頭痛って言うんだよ」
神奈川のすてきな男性
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