わたし:「世界で一番小さな国はどこかな」
生徒:「バチカン市国」
わたし:「そうだね」
わたし:「それでは、そのバチカン市国を守っているのはどこの国の人で、その人たちが着ている制服をデザインしたのは誰か知っているかな」
生徒:「そっ、そこまでは、知らない」
わたし:バチカン市国を守っているのは、スイス人で、着ている制服は、ミケランジェロがデザインしたものなんだよ」
わたし:「『&』このマークはなんと読むのかな}
生徒:「『アンド』」
わたし:「ブブー」
「『アンバサンド』っていうんだよ」
わたし:「『天下分け目の合戦』といえば 何のことかな」
生徒:「関ヶ原の合戦」
わたし:「そうだね。 1600年の今日、関ヶ原の合戦があったんだよ」
生徒:「ずいぶん暑い時に戦ったんだね」
わたし:「そうだね 今では、戦いの様子が分かる位置から関ヶ原を見下ろすツアーがあるみたいだよ」
わたし:「DNAって何のことか分かるかな」
生徒:「遺伝子」
わたし:「そうそう、中に遺伝情報を含んでいるんだよね」
これを英語で書くとDNA: Deoxyribonucleic acid(デオキシリボ ニュークレイック エイキッド)って言うんだよ」
「日本語では デオキシリボ核酸だね」
わたし:「タミフルの名前の由来を知っているかな」
生徒:「インフルエンザの治療薬でしょ」
わたし:「そうだよ」
「タミフルのタミ(tami)は、主成分のオセルタミビル(Oseltamivir)から、フル(flu)は、インフルエンザ(Influenza )から、それぞれ取って、タミフルと命名したんだって」
わたし:「アメリカの同時多発テロがあった日だね」
生徒:「2001年9月11日だから、もう8年になるんだね」
わたし:「攻撃されたツゥインタワーがあった場所、ground zeroには、今も多くの人が訪れているんだよ」
「このground zero って、どういう意味かわかる」
生徒:「地面じゃないの」
わたし:「この場合のground zero は爆心地って言う意味なんだよ」
わたし:「イギリスに『ピカデリー・サーカス』っていうところがあるんだけど、どんな場所かな」
生徒:「ほら、ピエロとか猛獣使いとか出てくるサーカスでしょ」
「この『サーカス』って、元々はラテン語で『円』のことなんだ」
「『ピカデリー・サーカス』は『ピカデリー・サークル』のことなんだよ」
わたし:「もっとも、猛獣使いや空中ブランコ乗りが大活躍する『サーカス』も同じ語源から来て
いるんだよ」
生徒:「ぼく、マイケルジャクソンのスリラーの振り付け、全部覚えたんだよ」
わたし:「すごいねぇ~ やってみて」
生徒:「やってみるね 今度の文化祭で、スリラーを踊ることになっているんだよ」
わたし:「よく覚えたね ところで、今日はマイケル・ジャクソンが日本でコンサートを開いた日なんだよ」
わたし:「与党の連立協議が行われているね」
「こういう協議のことを『刷り合わせ』とも言うんだけど、なぜか分かるかな」
生徒:「分からないよ」
わたし:「協議を行ったときに、その場で話し合って合意したことを必ず文書にするんだよ」
「後で、ああじゃないこうじゃない、といったことが起きないようにね」
わたし:「協議したときに合意した事項をコピーする(印刷する)、そこから協議自体を『刷り合わせ』って呼ぶようになったんだよ」
わたし:「弥次さん喜多さんが、東海道を旅行する最中に起こす、おもしろおかしいことを書いた
本を知っているかな」
生徒:「東海道中膝栗毛」
わたし:「すごい よく分かったね」
生徒:「まあね」
わたし:「今日は『東海道中膝栗毛』を書いた十返舎一九が亡くなった日なんだよ」
神奈川のすてきな男性
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