わたし:「今日は『大塩平八郎』が生まれた日だよ」
「『大塩平八郎』は、なぜ、乱を起こしたと思う」
わたし:「天保の大飢饉のとき、大坂でも米不足が発生し、農民・町民たちが苦しんでいたんだ」
わたし:「大塩平八郎は奉行所に対して民衆の救援を提言したんだけど拒否されたんだよ
仕方なく自らの蔵書数万冊を全て売却して(六百数十両になったといわれる)、得た資金で救済に当たっていたんだ」
「でも奉行所はこれを「売名行為」ととったんだよ」
「そんな中、大坂町奉行の跡部良弼(老中・水野忠邦の実弟)は大坂の窮状を考えずに、豪商から購入した米を新しい将軍の就任の儀式のために送っていたんだ」
「豪商は豪商で、米を買い占め、大坂の窮状は余計にひどくなっていたんだ」
わたし:「それで、『大塩平八郎』は乱を起こしたんだね」
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