わたし:「『オーデコロン』とか『オードトワレ』とかいうけど、違いは何だと思う」
生徒:「」
わたし:「香水は その濃さによって、『香水』、『オー・デ・パルファン』、『オー・ド・トワレ』、『オー・デ・コロン』の4種類があるんだよ」
わたし:「違いは香料の濃度の違いだよ」
「香料の濃度は、香水が15~25%、パルファンは10~15%、トワレは5~10%、コロンは3~5%だよ」
生徒:「鉄道の改札口で『ピンポーン』って音がするんだけど、あれはなぜ」
わたし:「目の不自由な人のためだよ」
「昔は切符を切るはさみを使っていたので、目の不自由な人たちはその音を頼りに、改札口のある方向を探っていたんだ」
「ところが、自動改札機になって、その音がなくなってしまったんだ」
わたし:「そこで『ピンポーン』という音を、改札口のところで出すようにしたんだよ」
生徒:「『木こり』って、何で『きこり』って言うんだろう」
わたし:「『木こり』は漢字で書くと『樵』」
「『木を伐る(こる)』、つまり、『木を切り倒す』っていう意味なんだよ」
生徒:「シーザーサラダの『シーザー』って、シーザー(カエサル)のことかな」
わたし:「シーザーサラダの『シーザー』は、サラダを考案した人の名前だよ」
「イタリア系のアメリカ人で人シーザー(チェザーレ)カルディーニという人が考案したサラダなんだよ」
生徒:「ワールドカップに出ている国で、パラグアイとかウルグアイとかいう国の『グアイ』って何か意味があるのかなぁ」
わたし:「『バラグアイ』は『大きな水(川)のある場所』、『ウルグアイ』は『ウルの水(川)のある場所』という意味なんだよ」
わたし:「だから、『グアイ』というのは、『川のある場所』という意味だね」
わたし:「コルクがワインの瓶の中に完全に入ってしまいました」
「瓶を傷つけずにコルクを取り出すにはどうしたらいいでしょうか」
生徒:「分からないなぁ」
わたし:「瓶の中にスーパーでくれる買い物袋をよじって入れるんだ」
「それから、瓶を逆さまにしてコルクを瓶の口の方に持ってくるんだ」
「そして、袋を風船のようにふくらます」
わたし:「膨らんだところで袋を引き出すと」
わたし:「あらあら不思議、コルクを取り出すことが出来るよ」
わたし:「1853年にペリーが黒船に乗って浦賀に来たとき、日本人とどうやってコミュニケーションを取ったと思う」
わたし:「ペリーの乗った船には日本語を話せる人はいなかったんだ」
わたし:「もちろん、日本にも英語を話せる人はいなかった」
わたし:「そこで、英語←→オランダ語=オランダ語←→日本語 と、通訳を二人をはさんでお互いにやりとりしたんだって」
生徒:「トンネルのどっちが入り口でどっちが出口だろう」
わたし:「鉄道や幹線道路の場合、東京側が入り口、その反対側が出口、なんだよ」
「だから、東海道新幹線で新大阪から東京に向かうと、トンネルはすべて出口から入ることになるね」
生徒:「サッカーのワールドカップの放送の時に、『ランキング○○位』っていってるけど、あれ、どうやって決めてるのかなあ」
わたし:「『国際Aマッチ』(年齢の制限を設けない、国どうしの対抗戦)(ベストメンバー同士の試合)での勝敗を基に決めていくんだよ」
わたし:「クラブチームでの試合(国籍が違う選手が混じっている)試合は、ランキングの対象外なので、その国としてのサッカーの実力がそのままランク付けされるんだよ」
生徒:「『々』はどうすればワープロで変換できるの」
わたし:「『々』は『同の字点』っていうんだよ」
「一種の記号だね」
わたし:「ワープロだと、『どう』って入力して、変換すると出てくるよ」
神奈川のすてきな男性
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