わたし:「梅干しって戦争の時の保存食として作られたんだよ」
生徒:「そうなんだ」
わたし:「小田原の梅干しは、北条氏が貯蔵用につくらせたんだよ」
わたし:「このほかにも、日本陸軍は兵隊に梅干しを持たせ、見ることによってだ液を出させ、のどのかわきを補わせたんだよ」
生徒:「この頃、よくカミナリが鳴るね」
わたし:「そうだね、カミナリが電気だと分かったのは、アメリカのフランクリンという人の実験によってだよ」
「カミナリの時に凧をあげて、わざと落雷させて、電気だということを証明したんだ」
「でも、たまたま、フランクリンは何でもなかったけど、同じようなことをして何人もの人が亡くなってるんだって」
わたし:「危ないから、真似しちゃだめだよ」
わたし:「実は1752年の今日、アメリカのフランクリンが雷雨の中で凧を揚げ、雷が電気であることを確認したんだよ」
生徒:「先生、電気のボルト(V)はボルタって言う人の名前が元になっているんだけど、アンペア(A)も誰かが元になっているのかな」
わたし:「なっているよ、アンドレ=マリ・アンペールと言う人の名前が元になっているんだよ」
生徒:「へぇ~」
生徒:「高層ビルは、60メートル以上の高さになると超高層ビルって呼ぶようになるんだよ」
わたし:「いろいろなことを知ってるね」
生徒:「メバチマグロって何でメバチマグロって呼ばれているか知ってる」
わたし:「いやぁ~、知らないけど」
生徒:「目がぱっちりしているから、メバチマグロなんだよ」
わたし:「そうなんだ~」
わたし:「江戸の3大改革を知っているかな」
生徒:「享保の改革、寛政の改革、天保の改革」
わたし:「そうだ」
「今日はねえ、享保の改革で徳川吉宗が『足高の制(たしだかのせい)』を制定した日なんだよ」
「有能な人材を登用するために、在職中だけ石高を上げたんだね」
わたし:「この『足高の制』の恩恵を受けた一人に、大岡忠相(おおおかただすけ)がいるんだよ」
「ほらTVの時代劇で出てくる、町奉行の大岡越前だよ」
わたし:「この絵を見たことあるかな」
生徒:「あれ、下にたどっていくと、上になってしまうね」
わたし:「この絵は、エッシャーという人が描いた絵なんだけど、不思議だよね」
「エッシャーは1898年の今日に生まれているんだけど、日本で言うと明治時代だよ」
「今でさえ、斬新な絵だから、当時の人たちはびっくりしたろうね」
生徒:「カミナリだ~」
わたし:「カミナリって英語で何というか知ってるかな」
生徒:「サンダー」
わたし:「そうだね」
「でもね、カミナリの光のことはライトニング(lightning)っていうんだよ」
わたし:「ピカソなどの絵を『キュビズム』っていうけど、『キュビズム』って元々なんだと思う」
生徒:「分からない」
わたし:「批評家がピカソの絵を見て『まるで、キューブ(立方体)を重ねたみたいだ』と言ったのが、『キュビズム』という言葉の起こりだよ」
わたし:「結構、批評家の言葉をそのまま使うことが多かったみたいだよ」
生徒:「ふーん」
わたし:「枝豆って、そのまま育てていくと何になるか知っているかな」
生徒:「大豆でしょ」
わたし:「よく知っていたね」
生徒:「家庭科の時間にやったよ」
わたし:「そうか」
神奈川のすてきな男性
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