生徒:「『偶数』って、何で『偶数』なの」
わたし:「普段、当たり前に使っている言葉を不思議に思うことは大切だね」
わたし:「『偶数』の『偶』という漢字には『2つで組になった』という意味があるんだよ」
「だから、この『偶』に『数』と書いて、『2つで組になった数』→『偶数』なんだよ」
わたし:「ちなみに『奇数』の『奇』には、『半端な』という意味があるんだ」
「だから、2の倍数でない半端な数を『奇数』というんだね」
生徒:「ファイト~」
「がんばれ~」
わたし:「サッカーの応援かな」
「英語圏の人たちが日本人が応援すると時に『ファイトー』といっているのを聞くと、ちょっと変に感じるらしいよ」
わたし:「英語で『ファイト』は『戦う・けんかする』ことなんだよ」
わたし:「英語では『Go for it』って言うんだよ」
生徒:「ぼく、このごろインディーズのmusicに凝ってるんだ」
わたし:「Indies(インディーズ)って英語ではどういう意味か知ってる」
生徒:「大手に属さない、独立性の高い、ことじゃないの」
わたし:「英語でIndiesっていうのは、東インド諸島のことなんだよ」
「英語ではIndie(インディー)っていうんだよ」
「インディーズは日本製の英語だよ」
わたし:「喜多川歌麿って知ってるかな」
生徒:「江戸時代の絵師でしょ」
わたし:「この歌麿、当時禁じられていた豊臣秀吉の絵を描いて50日間手ぐさり(手錠)をかけられたことがあるんだよ」
わたし:「今日は『旅の日』なんだよ」
「松尾芭蕉が奥の細道の旅に出発した日なんだ」
わたし:「旧暦だと3月27日なんだけど、新暦だと5月16日なんだよ」
生徒:「ある時、船が遭難しました。船には救命ボートが1つありました。何名の人が助かったでしょうか」
わたし:「えー、わからないよ」
生徒:「9名」
わたし:「なぜ」
生徒:「救命(9名)ボート だから」
生徒:「6月は雨がたくさん降って、水があるのに水無月なのはどうしてなのかな」
わたし:「水無月の 無 は の の意味なんだよ」
「水無月は水の月ってことだね」
わたし:「世界一小さい国はどこか知っているかな」
生徒:「バチカン市国でしょ」
わたし:「正式には確かにそうだね」
「でも、もっと小さな国があるんだよ」
わたし:「海上独立国家 シーランド だよ」
http://japanese.engadget.com/2007/01/04/principality-of-sealand-for-sale/
わたし:「日本だと犬の鳴き声は『わんわん』だけど、アメリカでは『ばうわう』、韓国では『もんもん』、タイだと『ほんほん』とあらわすんだよ」
わたし:「犬の鳴き声はどこの国でも同じなのに、なぜだと思う」
わたし:「それは、犬の鳴き声を、その国の言葉で一番近いものを使ってあらわそうとするからだね」
わたし:「英語のbox(バックス)を日本ではボックスと書いたり発音したりするのと同じだね」
わたし:「城と宮殿ってどう違うか知ってる」
わたし:「城は要塞としての機能があるもの、宮殿はそれが無いものなんだよ」
「つまり戦いを想定したものか、そうでないのかの違いだね」
神奈川のすてきな男性
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