わたし:「Would you like some more coffee?」
「someって疑問文や否定文の時にはanyになるはずなのに、どうしてsomeになってるのかな」
生徒:「印刷ミス」
わたし:「印刷ミスじゃないよ」
わたし:「これは、相手にものを勧める場合、相手の肯定的な答えを期待して勧めるので、someになるんだよ」
わたし:「シュークリームの『シュー』ってなんだか分かる」
生徒:「『靴』かな」
わたし:「ちがうんだよ」
「これは、フランス語のシュchouと、英語のクリームcreamとが一緒になった、和製外来語なんだよ」
わたし:「ちなみにフランス語の『シュ』は『キャベツ』のことなんだよ」
「フランスでは、 chou à la crème」(シュ・ア・ラ・クレム)
って、いうんだよ」
わたし:「西暦79年の今日、イタリアのヴェスビアス火山が突然噴火し、麓のポンペイの市街が約8メートルの火山灰により埋没したんだよ。」
わたし:「発見されたのが1738年だから、約1600年間火山灰の中に埋もれていたことになるね」
わたし:「ところで、1962(昭和37)年に三宅島が大噴火を起こしたのも今日なんだよ」
生徒:「何か因果関係があるのかな」
わたし:「今日は、『会津白虎隊』が城下町に火の手が上がったのを、会津城が落城したものと勘違いし、全員が自刃した日なんだよ」
わたし:「ところでこの白虎隊って何歳ぐらいだったか分かるかな」
生徒:「20歳くらい」
わたし:「ちがうんだよ、16歳から17歳だよ 今で言えば、高校1年から2年生なんだよ」
わたし:「『yahoo』ってどういう意味か知ってる」
生徒:「『検索する』かな」
わたし:「『yahoo』って『野蛮人』って意味なんだよ」
「ヤフーを創設したジェリー・ヤングとデイビッド・フィロは自分たちを野蛮人だと思っていたので会社にYahooって名をつけたんだって」
わたし:「モナ・リザは一度ルーブル美術館から盗難されているんだよ」
生徒:「誰が盗んだの」
わたし:「モナ・リザを入れてあったケースを作ったイタリア人の大工だよ」
「窃盗グループがモナ・リザを盗んでいる間に偽物を美術商に売りつけようとして盗ませたんだ」
わたし:「でも、窃盗グループはこの大工にはお金を渡していなかったので、生活に困ったこの大工が2年後に絵を売りに出して犯行が分かったんだ」
わたし:「今日は、1911年に『モナ・リザ』が盗まれた日なんだよ」
生徒:「日本に一番近いのに『極東』で、日本から離れたところなのに『中近東』なの」
わたし:「それは、ヨ-ロッパの人たちが付けた名前を、そのまま日本語に訳してつけたからなんだよ」
わたし:「ヨーロッパから見て、昔はトルコの辺りが東の端だったんだ」
「その東からアジアの方へと交易が進むにつれて、東の端がどんどんと広がっていったんだ」
「そこでヨーロッパの人たちは自分たちから近いところを『近東』ちょっと離れたところを『中東』すごく離れたところを『極東』と呼んだんだ」
わたし:「それをそのまま日本語にしたので、日本に一番近いところは『近東』ではなく『極東』なんだよ」
生徒:「そうなんだ」
生徒:「これ、グロいね」
わたし:「確かに」
「ところで、この『グロい』の語源を知っているかな」
生徒:「何なの」
わたし:「これは、実は『グロテスク』という言葉が語源なんだよ」
「『グロテスク』の『グロ』は洞窟のことなんだよ、洞窟の中に描かれた絵が何とも気味
が悪かったので、『グロテスク』つまり『洞窟様式』といったんだね」
わたし:「だから、日本語の『グロい』を直訳すると『洞窟っぽい』ってことになるね」
わたし:「これ読めるかな『成吉思汗』」
生徒:「セイキチシカン」
わたし:「これは『ジンギス・ハン』って読むんだよモンゴル帝国を築いた人だね」
「今日はジンギス・ハンが生まれた日だよ」
わたし:「ナウマン象って、日本では初めどこで見つかったか知ってる」
生徒:「北海道かな」
わたし:「違うんだな」
「神奈川県の横須賀だよ 明治の初期に発見されたんだ」
わたし:「報告した人の名前ナウマンにちなんで、ナウマン象と名付けられたんだよ」
「実は1875年の今日、ナウマンが日本に来たんだよ」
神奈川のすてきな男性
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